会社側が進めている日給制度とは
今、日給制度を導入する会社が増えています。アルバイトやパートなどではなく、正社員や短期雇用社員などをこの日給制の対象にしている傾向にあります。会社側にとってもメリットとしては、日給制は一日でも休んだり欠勤することになれば、その日を給与の対象としてみなされることがないということにできることです。つまり、出勤が少なければその分給与も少なくなるということです。月給制とは大きく異なり、例えば月給制であれば月に一日出勤をし、あとは欠勤をしても1月分の給与を支払わなければなりません。つまり、日給制にすることでやる気のある人材だけが残るということになります。会社側にとって、日給制にしてしまうことで求人情報へ掲載した場合に人材が集まりにくいといったデメリットはありますが、それよりも優秀な人材のみが残る方がメリットは大きいと考えています。
しかし、日給制の会社でも有給休暇は用意されている会社がほとんどです。有給休暇の取得日は出勤として扱われることが基本なので、有給休暇での休暇は日給取得日として給与にカウントされます。ただ、ゴールデンウィークなどの月は出勤日数が極端に少なくなりますので、給与は少なくなってしまいます。